マイケルジャクソンと尋常性白斑
マイケルジャクソンが1993年に自身で告白した尋常性白斑。
あまり知られていませんがこれは皮膚の色素をつくる部分が次第に損失していくもので、慢性的な皮膚疾患です。
つまり皮膚の色を作り出すメラノサイトと呼ばれるものが消失、あるいは機能しなくなっていくので、次第に色をなくしていくのです。
日本ではその部分的に白くなっていく様からシロナマズとも呼ばれていますが、尋常性白斑と同一のものを指します。
分類としてこの疾患には脱色素斑が多発し、徐々に全身にひろがっていくタイプの汎発型と、
若者が発症しやすく、脱色素斑が出現してもその後拡大はしない神経分節型に分かれます。
マイケルジャクソンの場合、父からの遺伝ということでのちに全身に脱色したような白さになったことから前者の汎発型であることが分かります。
この疾患の原因ははっきりとしていないところが現状で、遺伝、自己免疫疾患や自律神経障害など様々な要因が挙げられています。
ステロイド治療や紫外線治療などでの治療が可能ですが、現在ではまだ治りにくい皮膚病に数えられている疾患です。
なお、マイケルジャクソンの変化については美容整形ではないかという見方もあるようですが、当時の技術で全身を白くすることは不可能、
かつその白さが白人など天然のものとは異なり、マイケルジャクソン自身が黒人であることに誇りを持っていた発言があることから
本人が美容目的でやったことではないことは一目瞭然ともいえます。